こんにちは、モトパーク松本です。
”導電性アルミテープ”
ご存じでしょうか?
私は、ここ最近知ったのですが、車のチューニングパーツとしては以前から一定の効果が得られているようです。
ボディ等に張り付けることで、その付近に空気摩擦により発生した電気を吸収し放出する作用があるそうです。
車のボディ面が帯電すると流れる空気はその面から剥離するそうです。すると、空気がボディに沿って流れなくなり、想定された空力を発生させられなくなるわけですから車体を空気で押さえる力(エアロスタビライジングというそうです)が弱まり、車体がブレ易い状態になります。
オートバイの場合、車体を動かす要素には何があるでしょうか?
・エンジンからの駆動力
・ライダーの重心移動や、ステップ、タンク、ハンドルに対する入力
・走行するバイクが路面から受ける反力
・ブレーキの制動力
・質量をもつ物体が動くとき発生する動的な力(遠心力など)
それらをオートバイのタイヤ、サスペンション、フレーム、シートが緩衝装置となって車体全体に伝えるといったところでしょう。
走行するオートバイは、常に走行風によって車体を安定させています。その空気をボディにできるだけ安定させて流せれば、車体をブレさせず、サスペンションに入力される力の方向も安定します。
そうすれば、ライダーがバイクを倒しこんでいく時、一定のバンクで曲がっているときの安心感も増しますし。
路面からのギャップの入力があった時も、サスペンションがしっかり仕事をする環境を整えてあげることにより、無駄な横ブレや、突き上げも少なくなります。
BMWの電子制御サスは初期の動き出しが非常にスムーズなのでより効果を感じやすいと思います。
以上が、自分のK1600Bにアルミテープを張ってみて、感じたこと、考えたことになります。
車種によって、効果の感じ方は様々だとは思いますが。一定の効果は感じることができると思います。
私も、お客様に、教えていただいて、半信半疑で走り出したわけですが、スピード30キロぐらいで実感し、いつもの通勤路50号バイパスの路面が荒れるポイントでは感動的な安定性を体験できました(個人の感想です(^^;)
風気音や、走行風の体への当たり方も安定したように感じました。
私も早速、導電性アルミテープはアマゾン等で購入(1500円くらいです)しました。
50メートルあります。実際に使用する量を考えると驚異的な安さです。
今後、場所を変えたりしながら、遊んでいこうと思います。
私は、こういう自分の知らないことを試しにやってみることが好きな性分なので、今後もアンテナ張って、楽しんでいきます。
では、今日も良い日をお過ごしください。
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